佐渡島旅行1人旅と費用 4日目 ¥20,309

4日目の移動履歴
きらりうむ佐渡
拘置所跡
大間港跡
安寿と厨子王の碑
夕鶴の碑
大野亀
両津港
新潟ターミナルホテル
新潟駅近くでの夕食

4日目の費用合計

20,309円
  • きらりうむ佐渡入館料 300円
  • レンタカー燃料    3,320円
  • 両津港ラーメン    880円
  • 佐渡汽船運賃     3,110円
  • 路線バス運賃     210円
  • 新潟ターミナルホテル 4,300円
  • 居酒屋1件目     3,195円
  • 居酒屋2件目     4,994円

4日目は佐渡島を後にし、新潟駅で1泊します。

その翌日、高速バスで仙台駅に向かう予定となっております。

レンタカーは16:00まで使用できる予約としていました。

佐渡島両津港から16:05発のフェリーで新潟港へ向かう予定です。

15:00くらいには観光を終えてフェリー乗り場に向かう予定でいました。

きらりうむ佐渡

前日の夕食後は何もすることがなく直ぐに就寝した為、
かなり余裕を持った時間に目が覚めてしまいました。

朝風呂の後、朝食を済まし、スマホを片手に喫煙所でぼんやりこの日の予定を組み立て、行動を起こします。

きらりうむ佐渡

館内で撮影許可が下りている唯一の場所 記念撮影に使用するようです。

「佐渡島」と言えば「佐渡金山」と言う方は、まず最初に訪れるべき場所です。

北沢浮遊選鉱場跡の元の姿や、採掘で賑わっていた頃の街の記録は、最初に知っておくべきでした。

そうでないと遺跡のような景色を見ても感動の薄い旅行になってしまいます。

この数日の観光の順番が全て逆順であった事をこの日に気が付いてしまいました。

館内では映像と画像で金採掘の工程を紹介してくれています。

「砂金取り」と言うと、川で皿をゆすりながら沈殿した金の粒を地味に収集する光景を思い浮かべてしまいますが、実はもっと大掛かりな工程があります。

映像資料を観ると、「金」の採集の大変さと価値の位置付けに納得がいきます。

旧相川拘置所

きらりうむ佐渡の駐車場に車を停めて、海とは反対の方角に向かって歩きます。

到着してみると誰もいませんでした。

休館なのか、ちょっと不安になりながら入り口を見渡してみると受付や売店もありません。

入場は無料で自由に見学ができる施設となっていましたが、座って休憩できるような設備もありません。

旧相川拘置支所

館内にはこの施設の歴史を説明する案内の張り紙もありましたが、疲労の為、読むことができませんでした。

散策してみると、高い天井と硬い壁に響く歩く足音がやけに大きく聞こえます。

壁は白く塗り直され、手間をかけて綺麗に保存しているようですが、観光施設として商売をするつもりなど全く無いような静けさです。

ありのままのリアルさからか、一人でいるには不安になる感じの施設でした。

大間港跡

佐渡島の相川地区に点在する金山関連の施設は、若い方なら歩いて巡ることができます。

島内には観光地を巡るバスも運行しているので、車を借りなくても佐渡島を楽しめるかもしれません。

行列や待つ事の苦手なおじさんは停めたレンタカーを目指して
2枚目のハンカチタオルを片手に坂道をヨレヨレ歩きます。

拘置所からしばらく歩くと、北沢浮遊選鉱場跡を見下ろせる 
初日に訪れた奉行所跡の駐車場にたどり着きます。

そのまま道なりに坂を下り、海岸に向かうと大間港跡到着となります。

大間港跡

観光スポットとして広く知れ渡っている大間港跡ですが、駐車場やトイレはありません。

しかし、芝は綺麗に手入れされており、おもてなしの心を持って訪れる人を意識している事は窺えます。

北沢浮遊選鉱場跡でも同じように感じましたが、過度に観光地化がされていないことからラピュタのようだと噂されているのかもしれません。

安寿と厨子王の碑

大間港跡から海岸線沿いに歩くと、きらりうむ佐渡にたどり着きます。

大きなテトラポットの並ぶ堤防の上を歩いてレンタカーを停めた駐車場に向かいます。

堤防は陸地側から見るとさほど高さを感じられませんが、海側を覗き見るとかなりの高さです。

大間港跡から堤防まで他に誰の人影も見かける事がありませんでした。

あたりは静かで、風もなく凪の海です。

つい年甲斐もない行動をしてしまいましたが、うっかり転落したら軽症では済まないかもしれません。

堤防の上を歩くなど、皆様におかれましては危険ですので真似をされないようお願い致します。

佐渡には海岸線をなぞるような周遊道路が敷かれています。

歩き疲れてしまったので、この日の観光はエアコンを利かせた車でのドライブにします。

安寿と厨子王の碑

佐渡島は歴史・伝説・産業遺跡・景観など、知るほどに訪れてみたい箇所が増えていきます。

それらが割と近い位置にあるのですが、この日は佐渡島を離れなければなりません。

名残惜しい後悔を残したくない気持ちからMAPに表示される名所を見つけるたびに停車する、
無計画なドライブとなりました。

安寿と厨子王のお話は、つい最近、佐渡歴史伝説館で初めて知ったものでしたが、
記念碑のある場所から海に振り向くと、なんとなく遠くを眺めて黙ってしまう気持ちになります。

夕鶴の碑

夕鶴の碑

大野亀

海岸線を走っていると、次第に標高が高くなる箇所があります。

海岸線間近まで稲穂の実りが確認できます。

大野亀

両津港 フェリー乗り場

大野亀から両津港付近まではどこにも立寄らずに運転を続けました。

佐渡島の地形の呼び名で「大佐渡」・「小佐渡」・「国中」というものがあります。

この日のドライブで佐渡島の北側「大佐渡」の外周を走破したことになります。

フェリーの乗船時間も近いので、観光を続ける事はできませんが、最後に何でもない公園で停車しました。

海の向こうに見える陸地は小佐渡です。

間もなく佐渡島を離れなければなりません。

連日猛暑で歩くのは大変でしたが、名残惜しい気持ちでいっぱいです。

もっと計画的に観光すべきだったと感じています。

レンタカーに燃料を補充して返却し、フェリー乗り場でチケットを購入します。

フェリー乗り場で遅めの昼食を取りました。

あごだしの優しい味のラーメンです。

16:05 新潟港に向けて定刻通りに出航です。

新潟ターミナルホテル

新潟港フェリー乗り場からJR新潟駅まで路線バスで移動し、最初に宿泊した新潟ターミナルホテルに向かいます。

新潟ターミナルホテル
シングル 喫煙

居酒屋で夕食

ホテルでシャワーを浴びた後、食事に出かけます。

駅周辺は各種居酒屋が多く立ち並んでいます。

あまり歩きたくなかったのでホテルから近いお店に入りました。

居酒屋1件目
居酒屋2件目

新潟の夜もこの日で終わりです。

明日は高速バスで仙台に戻る事となります。